チンチラを飼う時に必ず考えるのが、どちらの性別にするか?ですよね。
正直チンチラは、オスでもメスでも大きな違いはありませんが、
日々オスとメスを飼っていると、細々としたことで色々な違いを感じます。
今回はそのちょっとした違いを比較・紹介します!
♂チンチラのオスの特徴
・オスはメスに比べておっとりしていてマイペースな性格の子が多いようです。
・約1ヶ月周期で発情期があります。
発情期間はとてもわかり易く、ペニスが大きく赤くなります。
ぬいぐるみなどを置いとくと、ふんふんと自慰行為をして処理します(^_^;)
・近くにメスがいる場合は、なかなか頻繁に鳴き声を出して気をひこうとします。
・オスはメスより「テリトリー」を意識しているため、
別のチンチラがいると、慣れるまでは活動範囲におしっこをかけてアピールします。
♀チンチラのメスの特徴
・メスはオス以上に活発・元気で力強く、自己主張が強めの子が多い(=男勝り)
・慣れると、オスよりも人なつっこくなる傾向が多いようです。
(オスはマイペースなので、ある意味ツンデレ。それはそれで病みつきに…)
・メスも1~2ヶ月周期で発情期はあるものの、オスよりも変化が少ない。
(メスは発情期の時、急所まわりの穴が大きく開きます。敢えてチェックする必要あり)
・いわゆる「生理」という形で出血はないので、他の動物よりもメスは選びやすい!
・オスに比べると、まわりに他のチンチラがいても、あまり気にならない。
(子どもと一緒に過ごす習性から、共同性がオスよりはついていると思われる)
・オスよりもメスの方が若干(50~100g位)大きくなる傾向が多いらしい。
(が、性別差よりも、個体差のほうが大きい)
オスとメスを一緒に多頭飼いする時、気をつけたい事
1. 相性を見極めること
「オスとメスだからOK!」
というわけではなく、人間と同じでチンチラ同士にも「相性」があります!
なので、まずは何よりも飼う前に、オスとメスの相性を見極めましょう。
飼う前にお見合いができればベスト。
どうしても事前にお見合いができないなら、
お迎え後はしばらく環境に慣れるまでは近づけさせず、
きちんと距離を保ちながら、徐々に様子見をすることが大事です。
2. 交尾に注意!妊娠・出産は1~2回に抑えたい
あまり何度も頻繁に妊娠・出産させるとメスが弱って寿命が縮まりやすいそうです。
メスの体を考え、1回〜2回くらいにおさめてあげましょう。
そして、尾すると基本すぐに妊娠しちゃうので、オスとメスが一緒にいたがっても、
普段は妊娠をしないよう離して飼うのが基本です。
メスが発情期でないことを確かめた上で一緒に遊ばせる位にしましょう。
どうしても一緒にいさせてあげたければ、オスを去勢手術するなど工夫が必要です( ;ω; )
オスもメスも比べられないほど、かわいい
オスが良いか・メスが良いかは、飼い主さんそれぞれの判断になりますが、
人間の「男の子」「女の子」の子どもは「異なる愛くるしさ」がありますよね。
個人的には、チンチラもその感覚にそっくりです。
ぽさ―っとしてて目に入れても痛くないオス、THE女の子らしくて愛くるしいメスという感じで。
そして何より、人間も、犬や猫も性格があるのと同じで、
チンチラもオス・メスにかかわらず、1匹1匹の性格が千差万別なのが不思議で、興味が尽きないところです!
まずは1匹…と思っても、きっと2匹くらい欲しくなっちゃうかも知れませんね( ´▽` )
大切な家族・チンチラ選びに、少しでも参考になれば幸いです!